【新型コロナ】新たに感染者311人、3人死亡、感染者累計2万人突破
2022年02月20日 18時01分
和歌山県はきょう(20日)、県内で新たに、0歳から90代までの男女311人が新型コロナウイルスに感染し、感染者の男性3人が死亡したと発表しました。これで、県内の感染者数は2万人を突破し2万233人、死亡した人は92人となりました。
死亡したのは、和歌山市の2人と橋本保健所管内の1人。いずれも80代の男性あわせて3人です。
感染者の保健所管内別内訳は、和歌山市118人、橋本71人、岩出58人、御坊16人、海南15人、湯浅14人、田辺12人、県外が7人などです。
また新たに、海南保健所管内の高校と和歌山市の幼稚園の2件がクラスタ―に認定されました。
現在入院しているのは342人で、このうち酸素投与が必要な重症者は46人、自宅やホテルでの療養者や、入院待機者は、あわせて2679人となっています。コロナ病床の使用率は、55・2%で前の日に比べ、わずかに下がりました。
県内の人口10万人当たりの感染者数は、293・5人で、9日連続して減少しています。
死亡した3人はいずれも基礎疾患があり、1人はクラスターが発生した施設での感染者ですが、2人は自宅で家族などからの感染が疑われています。
受診後、急に症状が悪化し、死亡する高齢の感染者が確認されていることから、県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「基礎疾患のある高齢者が、何らかの形で密かに感染し、肺炎に至るケースがある」として、高齢者のいる家族らに注意とともに、早めの受診を呼びかけています。