関西スポーツ応援企業 大賞に紀陽銀行
2022年02月14日 20時23分
スポーツの振興に貢献している関西の企業などを表彰する「関西スポーツ応援企業表彰」の大賞に、和歌山市の紀陽銀行が選ばれ、きょう(2/14)、県庁で表彰式が行われました。
この表彰は、関西広域連合と関西経済連合会が創設したもので、大賞をはじめ、スポーツ振興賞や地域振興賞など、5つの賞を設け、毎年、関西広域連合の圏域となる近畿を含む2府8県に事業所がある企業や社団法人の中から受賞者を選び、表彰しています。
第3回となる今回は、11年前に女子バスケットボールチーム「紀陽銀行ハートビーツ」を立ち上げ、去年2月、全日本社会人バスケットボール地域リーグチャンピオンシップで優勝するまでに競技力を高めた紀陽銀行が大賞に選ばれました。
紀陽銀行は、小中学生や高校生を対象にした無料のバスケットボール教室を開いているほか、県のゴールデンキッズプロジェクトやジュニア駅伝の運営に協賛し、銀行内では、9年前から行員とその家族を対象に1000人規模のソフトバレーボール大会を開いてきました。
きょう午後、紀陽銀行の原口裕之(はらぐち・ひろゆき)頭取が県庁の知事室を訪れ、関西広域連合長を務める仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事から表彰状と副賞を受け取りました。
この後の懇談では、仁坂知事が、「わかやま国体を機に、和歌山県のスポーツ強化を図った際には、大変お世話になりました」と声をかけ、原口頭取は、「今後とも力を入れていき、国体でも、日本一になれるよう努めたい」と話していました。
今回の受賞と今後について、紀陽銀行の広報SDGs推進室の石場雄太(いしば・ゆうた)室長は、「長年取り組んできたことが評価され、ありがたい。今後も、地域のスポーツ振興に貢献するとともに、行員の健康促進に向けて取り組むことで、地域の持続的な発展に貢献していきたい特にバスケットボールチームを持っているので、競技力を強化し、精一杯、地域を盛り上げていきたい」と話しました。
紀陽銀行の女子バスケットボールチーム「紀陽銀行ハートビーツ」は、今年度の社会人リーグでも先月(1月)、西日本地域リーグを制し、今月(2月)の全日本のチャンピオンシップに出場する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、大会が中止となっています。