和歌山市、東京23区からの移住定住推進で予算増額へ
2022年02月14日 18時00分
和歌山市は東京23区からの移住定住を促進するためこれまで一定の条件を満たした世帯に支給していた100万円に加え、18歳未満子供がいる場合にはさらに30万円を加算して支給することを決めました。これは新年度の事業概要で明らかになったもので960万円を新年度予算に計上しています。
和歌山市では東京23区に5年以上在住または通勤している人が和歌山市に移住して一定の条件を満たしている場合に、単身者は60万円、家族世帯には100万円を支給しています。これに加え和歌山市は18歳未満の子供のいる家庭には一定の条件が満たされている場合には30万円を追加して支給することにしました。また、市は、5年間県内に住民登録がない人が和歌山市に移住する場合、一定の条件を満たせば18才未満の子育て世帯には15万円を支給することにしていて子育て世帯の移住定住を促進したい考えです。このほか市では、SNSを使った情報発信や「ぐるなび」と連携し食を通じた魅力の発信人を委嘱し和歌山ファンを増やし移住定住につなげたいとしています。
これらの事業は当初予算を審議する和歌山市の2月定例会に提案されます。