巡査長が交番で同僚を盗撮・停職6か月

2022年02月10日 18時03分

事件・事故

勤務する交番で同僚の女性警察官の身支度の様子などを盗撮したなどとして、和歌山県警察本部は、きょう(10日)和歌山市内の警察署の地域課に勤務する34歳の男性巡査長を、停職6か月の懲戒処分にするとともに、県・迷惑防止条例違反の疑いで書類送検しました。この巡査長は、きょう付けで依願退職しました。

和歌山県警・監察課によりますと、この巡査長は、去年(2021年)8月5日から12月8日までの間、3回にわたって、交番の洗面所の中に、私物のスマートフォンを段ボール箱に隠した状態で、20代の同僚女性2人が身支度する様子を盗撮した疑いです。女性がスマホに気付き、上司に報告して発覚しました。

また、この巡査長は、2020年4月に、女の子2人が写った過去の児童ポルノ事件の記録を撮影し、画像をクラウドに保管していたこともわかり、県警は、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いでも書類送検しました。巡査長は「本当に申し訳ない事をした」と釈明しているということです。

県警の大野矢雄(おおの・ちかお)首席監察官は「誠に遺憾。再発防止に努める」とコメントしました。

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