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IRパブコメ開始・見切り発進で県議から批判も

2022年02月09日 19時42分

政治社会経済

和歌山マリーナシティにカジノを含む統合型リゾート・IRを誘致している和歌山県は、きょう(9日)から整備計画案について県民から意見を聞くパブリックコメントを始めました。来月(3月)10日まで行い、寄せられた意見をもとに計画案を修正し、県議会での議決を経て、期限となることし(2022年)4月28日までに国への提出を目指します。

整備計画案をめぐっては、おととい(7日)の県議会・IR対策特別委員会で、初期投資額およそ4700億円の詳しい調達方法や、運営に加わる企業名の開示が一部にとどまっていたため、委員からは「胸を張って県民に説明出来ない」「IRは蜃気楼ではないのか」といった厳しい意見が相次いで寄せられたほか、藤山将材(ふじやま・まさき)料委員長も「資金計画は納得できるものではない。確かな計画を求める」と談話を出しました。

その上で藤山委員長は「申請日程が決まっているなか、これ以上県民への説明会やパブリックコメントを先送りすることは本意ではない」とも述べ、県が意見募集を行う手続きに進むことは認めています。

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