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【新型コロナ】県・まん延防止重点措置に伴い飲食店などの見回り開始

2022年02月08日 16時46分

政治社会経済

新型コロナウイルス感染拡大に伴うまん延防止等重点措置が適用されたのを受け、県内全域の飲食店などに営業時間の短縮や酒類提供の自粛などを要請している和歌山県は、きょう(8日)から、対象となる店舗への見回りを本格的にスタートしました。

洋食店での見回りのもよう(2月8日・和歌山市中之島)

県では、まん延防止等重点措置の期間中の今月(2月)5日から27日までの間、県内全域の飲食店に営業時間の短縮を求めています。

このうち、県の感染防止対策の認証店については、営業時間を午前5時から午後9時までの間とし、酒類の提供は午後8時までとすること、酒類の提供をしない店は、営業時間を午前5時から午後8時までの間とすることを選ぶことが出来ます。

また、認証を受けていない店については、酒類の提供は出来ず、営業時間は午前5時から午後8時までの間とします。

いずれの店舗でも、客の人数制限が設けられ、ひとつのテーブルにつき、1グループ4人以下にするよう求められます。

営業時間短縮を知らせる貼り紙

県では、きょうから昼の部と夜の部に分かれて、職員2人1組を対象の飲食店に派遣し、飲食店が県のガイドラインを守って消毒液やアクリル板などを設置しているかや、営業時間短縮を知らせる貼り紙があるかなどを店主から聞き取っていました。

チェック済みの書類を示す中西資子さん

このうち、和歌山市中之島(なかのしま)の洋食店・フジヤ食堂では、店主の中西資子(なかにし・もとこ)さんが職員の聞き取りに応じ、店の感染防止の取組みを説明しました。中西さんは「期間中は酒類の提供はせず、午後8時までの時短営業に協力します。飲食業は生活のインフラのひとつと考えていて、店の明かりを消さず、ルールを守って営業したい」と話していました。

見回りを主導する県・危機管理・消防課の河野眞也(こうの・しんや)課長は「対象店舗に負担をかけるが、県の要請に応じ、感染防止に協力して欲しい」と話しています。

県では、きょうから、期間中に対象となる県内全域の飲食店などおよそ9500か所の見回りを、職員およそ1800人体制で行います。

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