仁坂知事「10増10減は望ましくない」
2022年01月31日 19時22分
衆議院選挙区画定審議会・通称「区割り審」による、小選挙区の定数の「10増10減」を反映した区割り改定案の策定をめぐって、定数が1つ減ると見込まれる和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「10増10減は望ましくない。法律の改正などを行って、地方の意見を反映できる制度を実現して欲しい」と述べ、区割り審にそのような趣旨の意見を回答したことを明らかにしました。
これは、きょう(31日)の定例記者会見で述べたもので、あわせて、参議院選挙で導入されている合区制度についても、仁坂知事は「県の代表が1人もいない参議院選挙は憲法違反ではないか。そういう議論もしたい」と述べ、反対の立場を示しました。