秋葉山プール利用者らの個人情報の一部がネットで流出

2022年01月31日 19時21分

事件・事故社会

和歌山市にある秋葉山(あきばさん)公園県民水泳場のホームページの問い合わせや予約解約のメールアドレスや利用者の氏名などの個人情報の一部がネットを通じて流出していることがわかりました。施設を所有する県と施設の指定管理者TSAグループは情報の流出に陳謝するとともに、利用者らに不審なメールが届いた場合には添付したファイルを開かないよう注意を呼びかけています。

県や指定管理者によりますと、情報の流出がわかったのは今月(1月)25日で施設の利用者からプールの管理事務所に、「添付ファイルが付いた不審なメールが届いた」と問い合わせがありました。

調査したところ管理事務所のパソコンがコンピュータウイルスの影響を受けて利用者が問い合わせたり予約をキャンセルしたメールアドレスや氏名などの情報の一部が流出したことがわかりました。エモテットというウイルスに感染したとみられ、調査ではおよそ5年前からの2000件のメールアドレスなどが流出したとみられます。

これまでに利用者およそ100人からプールの管理事務所を装ったメールが届いたという情報が寄せられています。

県と指定管理者は関係者に電話やメールなどでおわびするとともに、二次被害を防止するための措置を講じています。また、あす(2月1日)から問い合わせに応じる専用ダイヤルも開設されます。電話番号は073-445-6606で月曜以外の午前10時から午後7時まで開設されます。

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