【新型コロナ】新たに471人感染、2人死亡

2022年01月30日 18時46分

福祉・医療

和歌山県は、きょう(30日)、県内で、新たに、乳児から90代までの男女471人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表しました。また、基礎疾患があった90代の男女2人が死亡しました。これで、県内の感染者の累計は、死亡した66人を含め、1万744人になりました。

県福祉保健部の野尻孝子技監

新規感染者の居住地の保健所管内別内訳は、和歌山市が258人、岩出が74人、橋本が60人、御坊が22人、海南が19人、湯浅が15人、田辺が13人、新宮が10人となっています。

現在入院しているのは401人で、コロナ病床の使用率は63・2%、酸素投与が必要な重症者は24人で、ホテルや自宅での療養者は2939人です。

また、きょうは、新たに、田辺市の市立みどり保育所と有田市のサービス付き高齢者住宅「健輝苑有田川(けんきえん・ありだがわ)」で、それぞれ5人の感染がわかり、クラスターと認定され、県内のクラスターは141件になりました。このうち、健輝苑有田川では、陽性者がほかにも多くいる見通しです。県では、入所者が、外部との接触で、ウイルスが施設内に持ち込まれたものとみて、調査しています。

また、これまでにクラスターとなった施設のうち、8つの施設で、新たな感染者がわかり、このうち、和歌山市の高齢者施設「サニーホーム」では、感染者が3人増えて、67人となりました。

県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「感染拡大は収まっておらず、引き続き、感染予防を徹底するとともに、高齢者施設や医療機関では、早期発見に努めてほしい」と話しています。

また、県は、検査キットが不足している現状を踏まえ、県内の各機関に対し、同居家族や、クラスターが発生している施設での新たな感染には、保健所への届け出を前提に、検査がなくても、医師の診断で、感染者の判断をしてもよいと通知しました。通知は、27日付ですが、まだ、適用例はないということです。

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