紀の川市の保育園でノロウイルスの集団感染

2022年01月30日 15時04分

福祉・医療

紀の川市の粉河(こかわ)保育園で複数の園児が、嘔吐や下痢などを訴え、きょう(30日)までに、ノロウイルスによる集団感染とわかりました。県内のノロウイルスによる集団感染は、今年(2022年)初めてです。

県健康推進課によりますと、今月(1月)27日、紀の川市粉河の粉河保育園から、複数の園児が、下痢や嘔吐などを訴えて欠席していると、岩出保健所に連絡があり、調べたところ、今月26日から28日までに、園児26人と職員1人が症状を訴えていて、6人の便からノロウイルスが検出されました。このため、ノロウイルスによる集団感染と判断し、保育園に、二次感染予防対策を指導しました。また、感染者に重症者はなく、全員が快方に向かっているということです。

ノロウイルス感染症は、一年を通して発生しますが、特に冬から春先にかけて流行し、今が感染が多い時期となっています。

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