「わたくしの作文」文科大臣賞に今福小学校4年矢田さん

2022年01月29日 18時23分

教育

和歌山放送が放送している「わたくしの作文」の今年度(令和3年度)の年間審査会が、きょう(29日)、和歌山市の砂山小学校で開かれ、最優秀作品の文部科学大臣賞に和歌山市立今福小学校4年、矢田陽香(やた・はるか)さんの作文「ピース・プチ・オリンピック」が選ばれました。

「わたくしの作文」は、和歌山放送が国語教育の振興のため、1968年(昭和43年)から県内の小中学生の作文を放送しているもので、今年度は、およそ6千点を越える作文が寄せられました。

年間審査会は、きょう(29日)午後1時から、県内の小中学校の教諭など、関係者らが出席して、和歌山市砂山南の砂山小学校で行われました。

審査の結果、最優秀作品の文部科学大臣賞には、和歌山市立今福小学校4年、矢田陽香(やた・はるか)さんの作文「ピース・プチ・オリンピック」が選ばれました。

この作文は、祖父や祖母、おば、弟、そして筆者が選手となり、オリンピックさながら、家庭内で卓球の試合を行い、交流を深めるという内容で、審査会では、「八十八才の祖父から八才の弟まで、世代を超えた家族の仲むつまじさが、文章を通して伝わってくる」と高く評価されました。

このほか、和歌山県知事賞や県教育委員会賞、和歌山放送賞、さらに和歌山県農業協同組合連合会賞や、わかやま市民生活協同組合賞、湊組賞などあわせて28点の作品が決定しました。

「わたくしの作文」は、和歌山放送ラジオで月曜日から金曜日の毎日午後0時40分から放送しています。

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