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【新型コロナ】和歌山県、まん延防止等重点措置申請へ

2022年01月27日 20時54分

社会福祉・医療経済

和歌山県内で確認された一日の新型コロナウイルスの新規感染者数が490人となったのを受けて、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事がきょう(1/27)夕方、記者会見し、まん延防止等重点措置の適用を求めて申請する考えを明らかにしました。

まん延防止等重点措置の適用を申請する考えを表明する仁坂知事(2022年1月27日)

和歌山県内では、きょう、きのうの347人を大きく上回る490人の感染が確認され、2日連続で過去最多を更新し、県は、医療提供体制のひっ迫を避けるため、入院基準を厳しくするなどの対応に追われています。

こうした中、仁坂知事がきょう夕方、記者会見し、政府に対し、まん延防止等重点措置の適用を申請するため、手続きを進める考えを明らかにしました。

仁坂知事は、きょう午後、山際大志郎(やまぎわ・だいしろう)コロナ担当大臣に対し、まん延防止等重点措置の適用を求める考えを伝えたことを明らかにした上で、措置の内容としては、県内全域の飲食店を対象とした時短要請を実施し、飲食店に協力金を支払う方針を示しました。

きょう措置の適用申請を表明した理由について、仁坂知事は、「これまでは、きょうからまん延防止等重点措置の適用が始まった大阪府の状況を見ながら、大阪から和歌山県の飲食店に訪れる人が増えるかどうかを見極めようと思っていたが、感染者の増え方が尋常ではないので、様子を見ていたら対策が間に合わなくなるかもしれないと思った」と説明しました。

今後、県は、適用申請を行うための内容を整えた上で、適用を申請することになりますが、いつから適用となるか、適用の期間などは未定です。

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