和県トラック協会青年協議会 病院に車いす寄贈

2022年01月26日 19時35分

社会福祉・医療

公益社団法人和歌山県トラック協会の青年協議会は、きょう(26日)、医療福祉施設の環境改善に役立ててもらおうと、独立行政法人・労働者健康福祉機構・和歌山労災病院に、車いすを寄贈しました。

県トラック協会の若手でつくる青年協議会は、県トラック協会員およそ100人が参加するチャリティーゴルフコンペを例年主催し、その収益金を、被災者に対する義援金や交通遺児支援団体への支援に充てるなど社会貢献活動に取り組んでいて、2003年度からは、県内の公立・公的病院に対して車いすを寄贈しています。

きょう午後、和歌山ろうさい病院で行われた贈呈式では、県トラック協会青年協議会の大原伸規(おおはら・のぶき)会長から南條輝志男(なんじょう・きしお)病院長に5台の車いすが贈呈され、南條病院長から大原会長に感謝状が贈られました。

南條病院長(右)が感謝状を贈呈

車いすの寄贈を受けた和歌山ろうさい病院の南條病院長は、「最近は、高齢患者の増加や入院患者の回復期での移動の補助など、病院内での車いすの活用頻度も高まっていて、外来・病棟に何台あっても大変ありがたい」と話しました。

県トラック協会青年協議会の大原会長は、「公道を走るトラック業界として、交通遺児や歩行困難者などを支援する社会貢献活動の意味合いから、この活動をスタートした。今後も車いすの寄贈など、こうした活動を続けていきたい」と話しています。

一瞬、マスクを外して関係者で記念撮影

県トラック協会青年協議会によりますと、和歌山ろうさい病院に対する車いすの寄贈は、今回が3度目で、今年度(2021年度)は、和歌山ろうさい病院のほかに、公立那賀病院と独立行政法人・国立病院機構和歌山病院、それに、ひだか病院の3つの病院に4台ずつあわせて12台を寄贈することにしています。

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