JR「WEST EXPRESS銀河」好評につきことし(2022年)秋も紀南乗入れへ

2022年01月26日 19時34分

イベント交通

JR西日本・和歌山支社の金岡裕之(かなおか・ひろゆき)支社長は、きのう(25日)新宮(しんぐう)市役所で記者会見を開き、去年(2021年)の7月から12月にかけて紀南地方に乗り入れた観光特急「WEST EXPRESS 銀河(ウェストエクスプレス・ぎんが)」を、ことし(2022年)の10月から来年(2023年)3月にかけて、再び運行することを明らかにしました。

「WEST EXPRESS 銀河」(2021年7月・JR紀伊勝浦駅)

「WEST EXPRESS 銀河」は、JR西日本が「気軽に鉄道の旅を楽しめる列車」として、かつて新快速として使用された車両をリノベーションした観光特急です。

「銀河」車内のもよう

これまでに京阪神と山陰・山陽、紀南を週に2往復程度往復する運行形態をとり、紀南には去年7月から12月にかけて初めて乗入れ、停車駅からそれぞれの観光名所をめぐる附属のツアーや特製弁当、限定グッズ販売と併せて人気となりました。JRでは、好評を受け、ことしも銀河の紀南乗入れを行うことになりました。

JR西日本・和歌山支社の金岡支社長(1月25日・新宮市役所)

JR西日本・和歌山支社の金岡支社長は「利用客から紀南の自然や文化、車窓からの眺め、沿線地域のおもてなしに高い人気が集まり、ことしも運行が決まった。更に工夫を加えて紀南の魅力発信を強化し、リピーターを増やしたい」と話しています。

なお、去年の紀南乗り入れでは、新型コロナウイルスの感染防止対策のため、乗客を1編成につき50人に押さえましたが、ことしは、感染状況を注視しながら増減を判断するということです。

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