IR住民投票条例案市議会総務委員会否決

2022年01月25日 19時40分

政治社会経済

和歌山県が和歌山市に誘致を進めているカジノを含む統合型リゾート施設をめぐる誘致の賛否を問う住民投票条例案を審議する和歌山市議会の総務委員会がきょう(25日)開かれ委員会は議案を否決しました。この条例案は今月27日に行われる本会議で採決されます。きょう(25日)の総務委員会では市に条例制定を求めて直接請求した市民グループの代表が意見を述べました。この中で共同代表の豊田康文弁護士は市長が条例制定には否定的な意見を述べたことについて非難したほか意見を述べた共同代表は「市民の意見を聞いてほしい」と条例制定に理解を求めました。

委員会では一部の議員から条例案には不備があるとして、修正案を提出したことから2つの議案について採決が行われました。採決の結果自民、公明両党などの反対多数で元の議案は否決され、議員の修正案については僅差で否決されました。

この条例制定案については、今月(27日)の本会議で議員による採決が行われます。

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