県の南北で最高気温差が2日連続で5度以上に

2022年01月25日 16時23分

社会

和歌山県では、きのう(24日)からきょう(25日)にかけて、県の南北で最高気温の差が5度以上に開いていて、紀南では15度前後になった一方、紀北では10度を下回り、寒暖の差が大きくなりました。

和歌山地方気象台の観測によりますと、きょうの最高気温は、田辺市中辺路町(なかへちちょう)の栗栖川(くりすがわ)で3月下旬並みとなる15・7度、本州最南端・串本町(くしもとちょう)の潮岬(しおのみさき)では3月上旬並みの14度ちょうどとなり、紀南では春を思わせる陽気となりました。

一方、和歌山では8・1度、友ヶ島(ともがしま)で6・5度、かつらぎで7・6度、日高川町(ひだかがわちょう)の川辺(かわべ)で9・2度となるなど、紀北や中紀では軒並み10度を下回る真冬並みの最高気温となり、南北で寒暖の差が大きくなりました。

きのうの最高気温も、潮岬で14・6度、和歌山では9・1度となり、2日連続で5度以上の気温差となりました。

和歌山地方気象台は「冬型の気圧配置が一時的に崩れて、近畿地方では日本海に中心を持つ高気圧の南側に入り、和歌山県の紀北や中紀で曇りがちとなった一方、紀南では晴れの区域となって、日照時間の差が気温差として現れたのではないか」と話していて、あす(26日)以降は再び冬型の気圧配置に戻ってくるため、気温の開きは次第に小さくなるとみています。

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