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【新型コロナ】県内感染257人「オミクロン侮らないで」

2022年01月24日 19時08分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(1/24)、県内で新型コロナウイルスの新規感染者として257人を確認したと発表しました。これで、県内で感染確認された人は、死亡した64人を含めて8000人を超え、8090人となりました。

感染者数を発表する野尻技監(2022年1月24日・県庁記者会見室で)

きょう感染が確認されたのは、乳児から90代までの257人で、保健所別の内訳は、和歌山市が136人、岩出が37人、田辺が23人、橋本が19人、湯浅が13人、海南が12人、御坊が11人、新宮が6人となっています。

人口10万人当たりの新規感染者数は、県全体が201・4人で、過去最多となったほか、保健所別でも、和歌山市が322・6人となるなど、新宮を除くすべての管内で過去最多となりました。

きょう現在、入院している人は489人で、このうち重症者は6人、県内にあるコロナ用病床の使用率は77%ちょうどですが、ホテルや自宅で療養している人は、1663人にのぼっています。

またきょう新たに、県内で3つのクラスターが認定されました。

120例目のクラスターは、紀の川市の特別養護老人ホーム「ヴィラももの里」で、これまでに職員と利用者あわせて5人の感染が確認されています。また、121例目は、製造ラインの従業員ら7人の感染が確認された紀の川市の製造業、株式会社はまだ、122例目は、日高川町の町立かわべ保育所で、これまでに職員と園児7人が感染していて、きょうから保育所全体が休園となっています。

また、すでに認定されているクラスターの人数も増えていて、和歌山市の通所介護施設「なごみの郷あゆむ」で1人増えて19人に、和歌山市の介護老人保健施設「サニーホーム」で1人増えて35人、和歌山市の「ニチイキッズ土佐町公園保育園」で1人増えて10人となりました。

県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「高齢層だけでなく、20代にも肺炎患者が確認されているし、急に息苦しくなる、熱が続くといった理由で、救急受診が増えている。けさも、喉が痛くて水分が取れない脱水症状の状態で、20代の人が救急受診したケースがあったので、症状の軽い人が多いとはいえ、オミクロン株を侮らないようにしてほしい」と呼びかけました。

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