住民投票条例制定の可否を問う市議会開会
2022年01月24日 18時38分
和歌山市に県が誘致を計画しているカジノを含む統合型リゾート施設
IRの誘致の賛否を問う住民投票条例を制定するかどうか審議する
和歌山市の臨時市議会がきょう(24日)から始まりました。
和歌山市の市民グループがこの条例制定を求めて署名活動を行っていたもので
要件を満たしていたことから和歌山市は地方自治法に従って市議会に対し、
住民投票条例を制定するかどうかについて 諮ることになりました。
きょう(24日)開かれた臨時市議会で、和歌山市の尾花正啓市長は、
「これまでIR施設について議論を重ねてきており、改めて市民の賛否を問う
住民投票条例の制定は必要ない」との意見を添えて議案を提案しました。 また3つの会派議員からの質問があり、尾花市長は施設の誘致については市民に対し丁寧な説明が必要だとしましたが、住民投票条例の制定には否定的な意向を重ねて強調しました。市議会はあす、委員会を開き住民投票条例の制定を求めている
市民グループの意見を聴取することにしています。
またきょうの臨時市議会には国の制度で19歳以下の子どもの家庭に支給された 10万円の対象外の家庭にも支給するための議案も提案されました。