和歌山商工会議所青年部の設立15周年を記念式典・シンポ
2022年01月22日 18時35分
和歌山商工会議所青年部の設立15周年を記念する式典とシンポジウムが、きょう(22日)、和歌山城ホールで開かれ、オンライン配信されました。
和歌山の未来を担う青年経済人でつくる、和歌山商工会議所青年部は、設立当初はおよそ80人だった会員が、現在ではおよそ200人に増えています。
2020年(令和2年)からは、「地元第一・ローカルファースト」「地元で買い物をする・バイローカル」といった、地域の中で経済循環を進めていくことを和歌山市に提言するなど、様々な取り組みを行っています。
今回の記念式典では、和歌山商工会議所青年部の現在の会長から、初代会長へ感謝状が贈呈されたほか、15周年を記念してつくられた冊子の紹介などが行われました。
午後からのシンポジウムでは、地域学習に力を入れている和歌山市立有功東小学校の子どもたちが「まち探検」で感じたことを動画で発表しました。
また、和歌山大学の足立基浩(あだち・もとひろ)副学長が「ローカルファーストが未来をつくる」と題し、地域経済に欠かせない地元の人たちの想いや考え方の重要性について、国内外の事例を交えて話しました。
和歌山商工会議所青年部の久保田善文(くぼた・よしふみ)副会長は「今回は、感染症対策として、急遽、会場からオンライン配信となりましたが、関係の皆さんのおかげで開催することができた。ご覧いただいた方にローカルファーストの意義を理解していただき、考え方が広まっていくように働きかけていけたら」と話していました。
和歌山商工会議所青年部では、今後も、地域活性化に向けた取り組みをすすめていきたいとしています。