新型コロナウイルスの影響で消費が落ち込んだ和歌山県内の飲食店を支援するため、今月（１月）２５日から開始する予定だった、キャッシュレス決済を利用した人を対象にポイントを還元する、和歌山県の「わかやま飲食店応援キャンペーン」が、新型コロナウイルスの感染急拡大のため、延期されることになりました。

このキャンペーンは、国の地方創生臨時交付金などを活用して、今月２５日から来月末まで行われる予定だった飲食店での消費と、キャッシュレス決済の促進を目的にしたもので、県内でキャンペーンへの参加を希望し、飲食店営業許可を取得して、キャッシュレス決済に対応し、県の新型コロナ予防対策認証を受けている飲食店やカラオケボックスなどで飲食し、キャッシュレス決済で支払うと、決済金額の最大２０％相当がポイントで還元されます。

対応するのは「ａｕＰＡＹ(エーユーペイ)」「ｄ払い(ディーばらい)」「楽天ペイ」それに「ＰａｙＰａｙ(ペイペイ)」で、ポイントの上限は１回あたり２０００円相当、期間中、１種類あたり５０００円相当となり、４種類の決済が利用できる人は最大で２万円相当となることから、県では、コロナで冷え込んだ県内経済の活性化とキャッシュレス決済の対応店舗の増加を目指していましたが、年明け以降の感染急拡大を受け、一旦、延期することを決めたもので、今後については「感染状況を見極めたうえで、改めて知らせる」としています。