【新型コロナ】県内で過去最高の196人の感染を確認

2022年01月18日 18時20分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(18日)県内で未就学児から80代までの男女196人が新たに新型コロナに感染したことを確認したと発表しました。

感染拡大防止を呼びかける県野尻技監(和歌山県庁で 細記者写す)

県内の1日あたりの感染者としては過去最高です。県内の感染者の累計はなくなった62人を含め、6426人になりました。きょう(18日)は81人が退院し、現在入院しているのは527人、入院待機者やホテルでの療養者は、411人です。県は感染の急拡大で感染者全員を原則入院させる体制から、重症度など感染者の状況を考慮して入院が必要な順に入院させる制度に切り替えています。

地域別の感染者数は、和歌山市が104人、岩出保健所管内が34人、湯浅保健所管内が24人、橋本保健所管内が19人、御坊、田辺、新宮の各保健所管内でそれぞれ3人、海南保健所管内が2人、県外が4人となっています。

このうち、和歌山市北野の向井病院では療養型の入院施設で50代と60代の看護師5人の感染がわかり県は107例目のクラスターと認定しました。感染ルートを調査していて、あす(19日)入院患者のPCR検査を実施します。

このほか岩出と橋本の保健所管内の成人式後の同窓会によるクラスターでは、新たに1人の感染が確認され県内過去最高の41人によるクラスターになりました。また第2ひまわりこども園で園児3人、なごみの郷あゆむで利用者3人、和歌山市医師会の看護学校で新たに生徒3人の感染が確認されました。

このほか岩出保健所管内の小学生のバレーボールのスポーツ少年団による感染の広がりで、新たに小学生ら16人の感染が確認されています。

人口10万人当たりの県内の感染者は107.3人、和歌山市では139.4人となりました。

県福祉保健部の野尻孝子技監は、「感染が危機的状況だ。妊婦の感染も確認されている。危機意識を持って県民に感染しない対策をとってほしい」と呼びかけました。

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