大学入学共通テスト 県内4会場で始まる(18時30分現在)
2022年01月15日 19時00分
本格的な入試シーズンの幕開けとなる大学入学共通テストがきょう(15日)から全国670余りの会場で始まり、和歌山県内でも4つの会場で初日の試験が行われました。
新型コロナウイルス「オミクロン株」の急拡大を受け、厳重な感染対策が取られる中、本格的な入試シーズンが幕を開けました。
今回の共通テストには県内で去年より176人少ない3220人が出願していて、和歌山市の和歌山大学、県立向陽高校、県立桐蔭高校、それに紀の川市の近畿大学生物理工学部の4つの会場に分かれて試験を受けました。
初日のきょう(15日)は、午前9時半から地理歴史・公民、午後1時から国語、午後3時10分から外国語の筆記、英語のリスニングの順に午後6時10分まで試験が行われました。
和歌山大学の調べによりますと、各科目の県内受験者数と県内の全ての志願者に対する受験率は、地理歴史・公民が2778人で受験率86・3%、国語が2869人で受験率89・1%、外国語の筆記が2878人で受験率89・4%、英語のリスニングが2871人で受験率89・2%でした。
共通テストは大学入試改革の目玉として、大学入試センター試験に代わって去年から導入されました。
2回目の今回も思考力や判断力を重視した出題となります。
きょう(15日)は、札幌市の北海道科学大学で大雪による交通機関の遅れのため、試験開始を60分繰り下げました。
また、大学入試センターはけさ、東京都文京(ぶんきょう)区の東京大学前の歩道で受験生2人を含む3人が刃物で襲われた事件を受け、大学入学共通テストの会場となっている国公立大学と私立大学に警備体制を強化するよう要請しました。
2日目のあす(16日)は午前9時半から、理科1、数学1、数学2、理科2の順で試験が行われます。