【新型コロナ】県内の感染者157人 4日連続で過去最高を更新

2022年01月15日 18時51分

福祉・医療

和歌山県はきょう(15日)、新たに157人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

1日あたりの感染者数は4日連続で過去最多を更新しました。

県によりますと、新たに感染が分かったのは、乳児から90歳代までの男女157人で、保健所管内別の内訳は、和歌山市が79人、岩出が41人、橋本が、12人、湯浅が9人、田辺が7人、御坊が3人、海南、新宮がそれぞれ2人、それに県外が2人です。

感染拡大は、成人式後の会食によるものが特に目立っているということで、県では感染予防対策と、慎重な行動を呼びかけています。

県内の感染者の累計は、亡くなった62人を含め、5951人で、入院している人は618人、このうち重症者は2人で、病床はほぼ満床になりました。

県内の人口10万人あたりの感染者数は66・1人、和歌山市が81・2人、岩出保健所管内では94・2人など過去最高を更新しています。

急な感染拡大で病床数がひっ迫しているほか、保健所の検査や調査が極めて厳しい状況になっているため、県福祉保健部の野尻孝子技監は、「医療体制の崩壊につながりかねない」と訴えました。

県福祉保健部の野尻孝子技監

新たなクラスター3件のうち1件は、今月9日に橋本保健所管内で行われた成人式後に橋本市内にある居酒屋「わらべ」で行われた同窓会で、参加者と従業員あわせて9人の感染が分かりました。

県では今月9日から11日までに居酒屋「わらべ」を利用した人は最寄りの保健所に連絡するよう呼び掛けています。

残る2件は、今月10日に岩出保健所管内で行われた成人式後に会食を兼ねた同窓会と今月9日と10日に岩出保健所管内で開かれた大会に参加した岩出男子バレーボール部スポーツ少年団で、同窓会に参加した18人とスポーツ少年団の選手やコーチ、保護者ら9人の感染が分かりました。

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