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【新型コロナ】県・感染急拡大で退院基準を見直し

2022年01月14日 19時15分

福祉・医療

和歌山県は、県内でも新型コロナウイルス第6波の感染が急激に拡大している状況を受け、きょう(14日)から、感染者の退院の基準を、これまでより3日から5日早めることにしました。

県では、新型コロナウイルスの感染者を、原則、全員入院とする「和歌山モデル」を続けています。

しかし、きょう(14日)までの3日連続で新規感染者が過去最多を更新し、病床の使用率も6割を超えるなど、病床がいっぱいになる可能性が高くなっています。

こうした状況を受け、県では、ワクチンを2回接種した感染者の退院基準を見直し、これまで「発症・あるいは感染確認から10日」としていたのを、軽症だった場合は「7日」に、無症状だった場合は「5日」にそれぞれ短縮します。退院後は、県が確保したホテルなどに移って、健康観察を続けることになります。

県では、感染者全員入院の原則は出来るだけ維持する方針ですが、県民には改めて感染防止対策を徹底し、症状が出た場合はすぐに医療機関を受診するよう、強く呼びかけています。

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