【新型コロナ】県内一日あたり過去最高の93人の感染を確認

2022年01月12日 18時40分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(12日)新型コロナウイルスの県内での一日あたりの            感染者数としては過去最高の93人の感染を確認したと発表しました。感染者は幼児から80代までです。
 県内の感染者の累計は亡くなった62人を含め5528人です。
  県内できょう(12日)現在入院している人は231人で重症者は1人です。 保健所別の感染者数は、和歌山市が41人、岩出保健所管内が14人、
田辺保健所管内が13人、湯浅保健所管内が5人、新宮保健所管内が4人、
橋本保健所管内が2人、海南と御坊の保健所管内がそれぞれ1人、県外が8人となっています。
 県によりますときょう(12日)新たに県立和歌山北高校女子バレー部と、
 岩出保健所管内で行われた成人式後の同窓会の2つのクラスターが確認されています。和歌山北高校女子バレー部は、今月8日、大阪、奈良、兵庫と県内の1校あわせて5校での練習試合を行っていて、県の調査では和歌山北高校の女子部員6人の感染が分かりました。この練習試合で感染が広まったとみています。
 既に神奈川県に遠征しクラスターの感染が確認されている男子バレー部員の感染と今回の感染は関係がないとみています。

また、今月9日の成人式後の同窓会での感染は岩出保健所管内の飲食店で行われたもので、その後のカラオケ利用を含め10人が感染しました。また既にクラスタが認定されている紀伊田辺ライオンズクラブのクラスターでは店の従業員を含む7人の感染が新たに分かり、これまでに14人のクラスターとなっています。 またきょう(12日)新たに52人がオミクロン株の感染が疑われることがわかりました。県内でのオミクロン株の感染者は3人、感染疑いで検査中の人は累計は92人です。

一日あたり過去最大の感染者数に危惧を示す県野尻技監(和歌山県庁で)

この92人のうち6割の人がワクチンを2回接種している人で、県福祉保健部の野尻孝子技監は、ワクチンを接種しているからといって安心することなく、
感染予防対策の徹底を呼びかけています。
特に、「感染が急速拡大しているため、症状が少しでもある人との接触を避けることや、県外在住者との会食やカラオケを控えるなどの予防策を徹底しないと感染拡大が抑えられないし、いのちを守ることは出来ない」と危惧していて、県民に慎重な行動と感染予防を呼びかけています。 人口10万人当たりの感染者数は、きのう(11日)から倍増していて県全体で23・6人、
和歌山市や岩出保健所管内では30人を超えています。

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