【新型コロナ】仁坂知事「オミクロン株の増加は想像を絶する」

2022年01月12日 12時16分

政治福祉・医療

和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大について「増加スピードは想像を絶する」と述べ、改めて、県民に油断しないよう呼びかけるとともに、感染者を原則全員入院とする和歌山方式を継続する方針を強調しました。

記者会見で注意を呼びかける仁坂知事(1月12日・和歌山県庁)

仁坂知事は、けさ(12日)の定例記者会見で、オミクロン株の感染が全国で急速に拡大し、和歌山県内でも広がりを見せている状況に懸念を示し「これまでの方法で防げると思うのは間違い」と述べました。

また、一部で「オミクロン感染者が重症化しづらい」とか「インフルエンザ並みで恐れるに足らない」といった意見が出ていることについては「その意見は誇張で危ないと思うし、重症者も出てきているし、割合は小さいが悪化する人も出てくると思う。福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監が『甘く見てはいけない』と指摘するのはその通りだ」と指摘し、油断しないよう県民に引き続き消毒やマスクの着用、感染拡大地域への外出自粛、部活動の対外練習試合や合同練習の禁止などを呼びかけました。

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