「110番の日」街頭啓発 新型コロナで規模縮小

2022年01月11日 19時14分

イベント社会

「110番の日」のきのう(1/10)、110番通報の正しい利用を呼びかける啓発活動が、和歌山市中野の「スーパーセンターオークワ・パームシティ和歌山店」で行われました。

110番の日の啓発活動(2022年1月10日・スーパーセンターオークワパームシティ和歌山店で)

街頭啓発では、県警本部や和歌山北警察署の警察官が、買い物客らに、「警察への緊急通報は110番 警察への相談は♯9110」と書かれたウエットティッシュを手渡すなどして110番通報の適正利用を呼びかけました。

また、きょうの啓発には、和歌山県警察シンボルマスコットの「きしゅう君」が駆け付けたほか、パトカーの展示も行われ、親子連れらが、一緒に写真に納まっていました。

予定されていた警察音楽隊によるコンサートや、子どもが警察の制服を試着できる体験コーナーは、和歌山県内での新型コロナウイルス感染者が増えつつあることから中止となりました。

和歌山北警察署の小笹和人(おざさ・かずと)地域課長は「110番する際には、何があったか、どこで、いつ、犯人の服装や人相、いまどうなっているか、など6つのポイントがあります。県警の通信指令室が丁寧にお聞きするので、落ち着いて聞かれたことに答えてほしい」と話し、「緊急でない場合や相談ごとは、警察相談窓口電話『073・432・0110』、または『#9110番』を利用してほしい」と呼びかけました。

店内では、和歌山県警が災害派遣で出向いた被災地のパネル展示も

県警によりますと、去年(2021年)1年間に県内から寄せられた110番通報は6万2843件で、このうち16%余りがいたずらや間違い電話でした。内訳は、「間違い電話」がおよそ3500件、「無応答」がおよそ2400件、「いたずら」がおよそ2200件でした。

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