【新型コロナ】県内で新たに45人の感染。2つのクラスターを確認
2022年01月10日 18時16分
和歌山県はきょう(10日)県内で10代から80代までの男女45人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表しました。また2つのクラスターが発生したほか県外計上の人を含めると一日の感染者は58人となりました。
県によりますと県内計上の感染者数の累計はなくなった62人を含め、5401人で、現在県内で入院している人は県外計上の人を含め106人です。
保健所別の内訳は、和歌山市が20人、田辺保健所管内が11人、岩出保健所管内が6人、新宮保健所管内が2人、海南、湯浅、橋本保健所管内がそれぞれ一人、県外が3人となっていて、このほか東京都での計上が13人います。
きょう(10日)新たにクラスターが確認されたのは紀伊田辺ライオンズクラブと、県立和歌山北高校男子バレー部で、県内のクラスターは2つ増えて94になりました。
このうち紀伊田辺ライオンズクラブでは、6人のクラスターとなっていて、県外から帰省した会員家族からの感染があり、今月5日の例会で感染が広まったと県ではみて調べています。
また、和歌山北高校男子バレーボール部員と引率教員と保護者のクラスターでは、これまでに17人が感染しました。このうち東京都内で入院した生徒一人を除いて16人が県内で治療を受けています。和歌山北高校男子バレーボール部は、今月4日から8日まで神奈川県に遠征し練習試合などを行ったということで、都内で宿泊していました。このうち1人の発熱を確認し、その後13人の生徒が陽性が確認されたことから東京都での計上となっています。感染経路は不明ですが県は、屋内でのバレーボールの練習や試合を行ったとによる感染とみています。
このほか高校バレーの全国大会に出場した私立開智高校の男子バレーボール部のクラスターでは、きょう(10日)新たに5人が新たに感染していたことがわかりました。
このほか県はきょう(10日)2人が新型コロナに2回目の感染したことを確認したほか、県外から帰省した家族からの感染で70代の女性が酸素投与が必要な重症になっていることがわかりました。
県福祉保健部の野尻孝子技監は「感染予防対策を徹底するとともに症状が出た場合にはすぐに医療機関を受診して欲しい」と話しています。