帝京大の岩出監督が退任、新宮市出身

2022年01月09日 18時42分

スポーツ

新宮市出身で、ラグビーの帝京大を10度の大学日本一に導いた岩出雅之(いわで・まさゆき)監督63歳が、きょう(9日)、退任を表明しました。

全国大学選手権の決勝で、4大会ぶりの優勝を果たしたこの日、試合後の記者会見で「監督として、最後にさせてもらおうと思っている」と述べました。

岩出監督は、新宮市出身で、日体大では選手として大学日本一を経験し、指導者としては、1996年度から帝京大を指揮し、2009年度の全国大学選手権で初優勝すると前人未到の9連覇を達成しました。また、2019年のワールドカップ日本大会で活躍した姫野和樹(ひめの・かずき)や流大(ながれ・ゆたか)、中村亮土(なかむら・りょうと)ら、多くの日本代表選手を育てました。

会見では、後任の名前を明らかにせず、「チームが充実して、また強さが戻ってきた。一番いい時に後任に渡せる」と話しました。

後任には、元日本代表で、帝京大OBの相馬朋和(そうま・ともかず)コーチ44歳が昇格する見通しです。

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