シベリア抑留死亡者新たに12人特定 和歌山県出身者は1人

2022年01月08日 18時40分

社会

終戦後に旧ソ連に抑留され、シベリア・モンゴル地域で死亡した和歌山県出身者など8都県の出身者あわせて12人の身元がこのほど新たに特定され、漢字の氏名や出身地が厚生労働省のホームページで公表されました。

厚生労働省によりますと、8都県は和歌山をはじめ、茨城、千葉、東京、福岡、熊本、大分、鹿児島で、自治体を通じて遺族に関連資料が提供されるということす。

このうち、和歌山県出身者は、姓が松竹梅の「竹」に真ん中の「中」、名前が富士山の富(ふ)の点のない「冨(とみ)」という字に美しいの「美(び)」、「夫(おっと)」で「竹中冨美夫(たけなか・とみお)」とも読むことができます。

今回、個人を特定したのは、シベリア地域で9人、モンゴル地域で3人の12人で、両地域で合わせて4万701人となりました。

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