新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大が全国的に続いていることを受け、和歌山県の仁坂吉伸知事は全国的に第６波に入ったとの認識を示し、沖縄などまん延防止措置の適用を受けている地域への不要不急の移動を控えるなど県民に感染防止を重ねて呼びかけました。

仁坂知事はきょう（７日）午後記者会見し、まん延防止措置が取られている広島や、山口の一部地域や沖縄県への原則不要不急の外出は控えることを県民に要請したほか、県外への移動については、基本的な感染対策を行ない、地元の自治体の要請に沿った行動をとるよう呼びかけました。このほか、無症状で感染の不安を感じている人については無料のPCR検査を今月末まで行っていることを紹介しました。このほか、同窓会や新年会での会食の際には、基本的な感染対策をすることや成人式など多くの人が集まるイベントでは特に感染防止に注意するよう呼びかけています。

仁坂知事は現在の保健医療体制が維持できる限り、感染者全員入院としている現在の県体制を維持する考えを示しました。