経済5団体・2年ぶりに新春賀礼会開催
2022年01月06日 19時46分
和歌山県内の経済5団体による新春賀礼会が、きょう(6日)2年ぶりに、和歌山市のホテル・グランヴィア和歌山で開かれました。
経済5団体の新春賀礼会は、去年(2021年)は新型コロナウイルスの影響で中止され、今回、2年ぶりの開催となりました。ことし(2022年)は、例年行っていた立食は中止し、出席者も半分程度の200人あまりにおさえるなど、感染予防対策がとられました。
会場入り口のロビーでは、経済5団体の代表6人が出席者を出迎えたり、出席者同士が名刺を交換してにこやかに新年のあいさつをするなど、久しぶりに華やいだ雰囲気に包まれました。
和歌山県商工会議所連合会の勝本僖一(かつもと・きいち)会長は、ことしの展望について「高速道路4車線化の延伸や、串本町(くしもとちょう)のロケット打ち上げなど、和歌山にとって明るいスタートになる。一方で、人口減少が更に進むなか、各企業がよそより一歩先を行くサイクルを作らなければならない」と語りました。
島精機製作所の島三博(しま・みつひろ)社長は「これまでの安く大量生産する体制から大変革し、消費者が欲しいものを欲しい時に欲しい場所で欲しい数だけ、かつ、良い品質のものを提供し、消費が終わればリサイクルする、新しいビジネスモデルを構築したい」と話していました。
きょうは、このほか、智辯学園和歌山高校野球部の高嶋仁(たかしま・ひとし)名誉監督による記念講演も行われました。