【新型コロナ】2人陽性確認・県内新規感染は5日ぶり
2022年01月04日 18時50分
和歌山県は、きょう(4日)県内で男女2人が、あらたに新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。県内で新規感染者が確認されたのは5日ぶりです。
県・健康推進課によりますと、京都市在住の大学生で、去年の大みそか(12月31日)から海南保健所管内の実家に帰省していた20代の女性は、元日(1月1日)から2日にかけて、せきやノドの痛み、発熱の症状があらわれたため、きのう(3日)医療機関を受診し、PCR検査の結果、陽性反応が出ました。きょう(4日)県内の医療機関に入院し、症状は安定しています。
女性は帰省直前まで京都市内でアルバイトをしていたほか、元日は実家に親類が集まっていました。県では家族や親類ら10人を検査しています。
一方、岩出保健所管内在住で50代の男性は、元日に発熱やノドの痛み、頭痛を訴え、きのう病院で抗原検査とPCR検査を受け、両方とも陽性反応が出ました。
男性は先月(12月)28日から29日に東京を旅行し、現地で飲食などをしたほかに外出した形跡はなく、東京で感染した可能性が高いとみられ、県では家族ら4人を検査しています。
2人がオミクロン株に感染したかどうかは、現在、県で解析を進めています。
県内の累計の感染者数は、死亡した62人をふくめ、5306人となりました。