新春初泳ぎ、田辺市の海水浴場で

2022年01月02日 16時24分

社会

田辺市の扇ヶ浜(おうぎがはま)海水浴場できょう(2日)、恒例の「新春初泳ぎ」が行われ、3歳から74歳までの男女およそ90人が、元気に海に走り込みました。これは、1927年に始まった行事で、今年が96回めです。

この日は、日差しは穏やかだったものの、初泳ぎが行われた午前10時半頃の水温は11度ほどで、海に入った参加者からは「冷(つめ)たー!」などと、悲鳴に似た声があがりました。参加者は、地元出身の俳優、小西博之(こにし・ひろゆき)さんの掛け声で、海に走り込み、果敢にクロールで泳ぐ人もいましたが、半身だけ水に浸かるのがやっとの人もあり、海から上がったあとは、震える体をたき火で温めていました。

滋賀県大津市から母親の実家がある田辺市に来て、初めて参加したという中学2年の女の子は「寒いと思ったけど、水の中に小さなイカのようなものがいて、楽しかった」と思わぬ発見を喜んでいました。

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