年賀状配達スタート 和歌山中央郵便局で出発式

2022年01月01日 18時49分

社会

年賀状配達の出発式が、元日のきょう(1日)、和歌山市の和歌山中央郵便局で行われ、赤いバイクの配達員が、郵便局をあとにしました。

年賀状の配達に出発(2022年1月1日 和歌山中央郵便局)

きょう午前7時半から行われた出発式では、24人の配達員を前に野田哲也局長が、「コロナ禍で人と会う機会が少なくなってきている状況の中、手紙やはがきをもらうことの嬉しさやあたたかさを、年賀状を見て感じていただけるのではないかと思います」と挨拶し、配達にあたっては、「焦らず安全運転で、宛先や名前をしっかり確認し、真心を込めて配達してほしい」と呼びかけました。

続いて、来賓として出席した和歌山市の富松淳(とまつ・あつし)副市長が「厳しい寒さの中、早朝からの配達に感謝いたします。スマートフォンなどで容易にコミュニケーションが取れる時代だからこそ、 相手への思いを込めて作成する年賀状は、味わい深くぬくもりを感じさせてくれる貴重なツールだと思います」と話しました。

出発式の様子

このあと、出席者が拍手をおくる中、中西日出男(なかにし・ひでお)・第一集配営業部長の号令で24台の配達用バイクが出発していきました。

日本郵便近畿支社によりますと、元日のきょう、和歌山県内で配達される年賀状は、902万通で、去年(2021年)を1割あまり下回っています。

2022年の、お年玉付き年賀はがきの当選番号の抽選は、 今月(1月)16日に行われます。

WBSインフォメーション

WBSショッピング55