IR誘致の賛否を問う住民投票条例制定請求者署名簿の審査が終了

2021年12月28日 20時50分

政治社会

和歌山県が誘致を計画しているカジノを含むIRリゾート施設の賛否を問う住民投票条例の制定を求めて、市民グループ「カジノ誘致の是非を問う和歌山市民の会」が和歌山市選挙管理委員会に提出した2万943人分の署名の審査が終了し、市選管は、きょう(28日)有効署名者数が、条例制定の請求に必要な市内の全有権者の50分の1にあたるおよそ6200人を大幅に超える、2万39人との結果を発表しました。

これに伴い、市選管では、和歌山市商工会議所1階の市選管事務局であす(12月29日)から1月4日までの7日間、年末年始の期間も午前8時30分から午後5時まで、職員を配置して、縦覧に訪れる人に対応します。署名簿は、縦覧したあと、異議がなければ、来月(1月)5日市民グループに返却され、市民グループが、市に対して、住民投票条例制定の請求をする見通しです。尾花(おばな)正啓(まさひろ)市長は、請求を受けて早ければ、1月中に市議会を招集し、条例案を提出することになります。

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