近畿自動車道紀勢線の有田・印南(ありだ・いなみ)間の４車線化完成を記念する式典が、きょう（２６日）、田辺市のガーデンホテル・ハナヨで開かれ、知事や県選出国会議員、市町村長らおよそ２００人が完成を喜びました。

式典で、ネクスコ西日本の前川秀和(まえかわ・ひでかず)社長が、「今月（１２月）１８日からの４車線化で、高速道路の渋滞はなくなっている。年末年始の渋滞もなくなるものと期待している」とあいさるしました。

続いて、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、「『コンクリートから人へ』で、予算化されていた建設費がカットされ、苦労したが、高速道路は、和歌山県の発展に不可欠なので、４車線化完成は大変嬉しい」と述べました。

また、紀伊半島一周高速道路整備に取り組んできた自民党の二階俊博(にかい・としひろ)衆議院議員も「長年の夢だった４車線化が実現し、大変嬉しい」と喜びを口にしました。

このあと、テープカットや、くす玉割り、万歳三唱で、４車線化の完成を祝いました。