南海電鉄「めでたいでんしゃ一家と行くクリスマス特別ツアー」

2021年12月25日 18時17分

イベント交通

南海電鉄は、加太線(かだせん)を走るカラフルな「めでたいでんしゃ」4編成を8両のひとつの編成に繋げた特別列車が、クリスマスのきょう(25日)和歌山市駅から大阪の難波駅(なんばえき)まで運行され、冬休みに入った多くの子どもや保護者らが乗車しました。

発車するめでたいしゃの特別列車(12月25日・南海和歌山市駅)

めでたいでんしゃは、加太線沿線の活性化をはかろうと整備された、魚の鯛(たい)の家族をイメージした2両編成の電車で、母親でピンクの「さち」、父親で水色の「かい」、娘で赤色の「なな」、それに、ことし(2021年)9月に加わったさちの兄で黒色の「かしら」の4色・4編成が、それぞれ和歌山市・加太間の普通列車などとして運行されています。

南海電鉄では、かしらが加わったことを記念して、今回初めて、4編成を1つに繋いだ8両編成の特別列車を運行し「めでたいでんしゃ一家と行くクリスマス特別ツアー」を開催しました。

ニューファミリー「かしら」を撮影する少年ら

新顔のかしらを先頭に、なな、さち、かいと連結された特別列車は、和歌山市駅の6番線ホームに入線し、ツアーに参加した多くの親子連れを乗せて、午前10時50分、デジカメを手にした鉄道ファンらが見送るなか、難波へと出発しました。

めでたいでんしゃに手を振る駅員と親子ら

電車を見に来た子どもや母親は「すごかった。めでたいでんしゃが全部繋がっているのは見たことが無いです」と喜んでいました。

紀の川橋梁を渡り難波に向かう、めでたいでんしゃ一家

特別列車には、加太線沿線の和歌山市立加太小学校と西脇(にしわき)小学校の児童と家族も招待され、車内ではゲームなどを楽しみ、難波駅では、乗客以外も参加して、お披露目会なども開催されました。

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