みかん売上げ額・和歌山が6年連続日本一

2021年12月24日 18時44分

経済

昨年度(2020年度)、和歌山県産みかんの売上げ額は292億円となり、都道府県別の売り上げで6年連続日本一となったことが、きょう(24日)までにわかりました。

これは、きょう(24日)発表された農林水産省の統計でわかったもので、売上額は前の年と比べて16億円増えて292億円となり、256億円で2位となった愛媛県を36億円上回り、6年連続の日本一となりました。

また、生産量は17万7100トンで、こちらは17年連続で日本一となりました。

2位は静岡県で11万9800トン、3位は愛媛県で11万2500トンでした。

一方、京浜(けいひん)・京浜衛星・名古屋・京阪神の4大市場での1キロあたりの平均単価は242円で、全国9位となっています。

1位は三重県で1キロあたり307円、2位は宮崎県で305円、3位は徳島県で298円となっています。

県果樹園芸課によりますと、昨年度のみかんは秋の長雨で例年に比べて糖度と酸がやや低かったものの、2015年からJAグループと連携して行っている光センサー選果機による厳選した出荷によって販売単価を維持するとともに生産量を確保したことから6年連続で日本一につながったということで、「今後も厳選した出荷の徹底に加えて優良品種への植え替え、天候に左右されにくいマルチ栽培を推進し、生産量・販売単価・売上げ額の3冠日本一を目指す」と話しています。

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