コニカミノルタと和歌山県が行政事務効率化で協定

2021年12月22日 19時46分

政治経済

和歌山県は、県や県内市町村の行政事務の効率化を進めるため、きょう(22日)IT大手のコニカミノルタと連携協定を結びました。

協定締結後の記念撮影(左・別府関西支社長・右・仁坂知事・12月22日・和歌山県庁・知事室)

県では、来年度以降、行政事務のデジタル化を本格的に進める方針を示していて、県内30市町村にも働きかけを進めています。その一環として、行政事務の効率化を図るための課題の洗い出しや、具体的な方法などをコニカミノルタの協力で行うことになりました。

協定書の調印

きょう午後、県庁の知事室で協定の締結式が行われ、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事と、コニカミノルタの別府幹雄(べっぷ・みきお)関西支社長が、連携協定書にサインしました。

仁坂知事は「県内の行政のデジタル化や効率化は必要だ。どうか指導をお願いしたい」とあいさつしました。

別府支社長は「これまでおよそ120の自治体を担当したが、人口規模の同じ所で横に業務ごとに比較すると、あまり変わらないことがわかった。そのようなデータを県内の行政事務の効率化にも活かせるのではないか」と述べました。

県では、コニカミノルタと連携して、今年度内に庁内でアンケート調査を行い、効率化を図れる業務の洗い出しや、具体的な解決方法などを検討します。

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