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県・リダンダンシー点検プロジェクト会議・2回目会合

2021年12月22日 17時27分

交通政治災害・防災社会

和歌山県内のライフラインについて、災害時などを想定したリダンダンシー(代替性)が確保されているかを点検するための県のプロジェクトチームの2回目の会合が、きょう(2日)午後、県庁・南別館で開かれました。

2回目会合のもよう(12月22日・和歌山県庁南別館)

これは、ことし(10月)和歌山市の紀の川にかかる六十谷水管橋(むそたすいかんきょう)の落下に伴い、市内北部で1週間にわたる大規模な断水が起こったことから、県の危機管理局を中心に、県教育委員会や県警察本部、市町村、国、それに電気・ガス・水道・道路・鉄道・通信・放送など、県内のライフラインに関わる民間企業などでプロジェクトチームを結成し、非常時の代替路が確保されているか点検し、総合的に対策を共有するものです。

県の細川危機管理監

きょう午後開かれた会議の冒頭、プロジェクトリーダーを務める県の細川一也(ほそかわ・かずや)危機管理監が「県民の安全で安心な生活の確保のため、メンバーの皆さんとともに対策を進めたい」とあいさつしました。

きょうは、先月(11月)2日の初会合から1か月あまりの間に行われた、各ライフラインの点検結果が報告されました。

この中で、県内の水道施設のうち、県内22か所ある水管橋のうち、代わりの施設があるのは8か所、耐震性があるのは5か所にとどまっていることなどが報告されたほか、和歌山放送などの県内の放送局や中継局は、放送法などに基づき設備の技術基準が厳格に定められていて、主要な設備は二重化されていることが報告されました。

プロジェクトチームでは、来月(2022年1月)中旬に3回目のプロジェクト会議を開いて、それぞれのライフラインの対応策をまとめる予定です。

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