【新型コロナ】和歌山県「ワクチン・検査パッケージ」導入へ
2021年12月21日 17時26分
「ワクチン・検査パッケージ」が和歌山県内でも始まることから、県は、健康上の理由などで新型コロナワクチンの接種を受けていない人が無料でPCR検査を受けられるようにする準備を本格化します。
ワクチン・検査パッケージは、新型コロナウイルス対策と経済活動の両立をはかるため、飲食やイベント、旅行などでワクチンの接種証明や陰性証明を提示することで、行動制限を緩和したり参加できるようにする制度で、全国で導入する動きが広がっています。
和歌山県内では、きょう(21日)まで20日連続で新型コロナウイルスの新規感染者はなく、入院している人もいませんが、今後、感染拡大した場合を想定して、ワクチンの接種証明書や検査による陰性の証明を提示すれば、飲食店や宿泊施設などが利用できるようにします。
また、健康上の理由でワクチンを出来ない人や、12歳未満の子どもは、薬局や検査機関などでPCR検査や抗原検査を無料で受けられるようになり、陰性であれば証明書として活用できます。陰性証明の有効期間は、PCR検査が検体を採取した日から4日、抗原検査が検査日から2日となっています。
県では、あす(22日)から、無料検査が可能な薬局などを募集し、後日、県のウェブサイトで公開することにしていて、来月(2022年1月)15日までに体制を整える予定です。