わかやまスポーツ伝承館「2021プロ野球~和歌山県ゆかりの選手~」展

2021年12月20日 20時09分

イベントスポーツ

ことし(2021年)プロ野球で活躍した、和歌山県ゆかりの選手たちの本物のユニフォームやグラブ、バットなどを展示する「2021プロ野球~和歌山県ゆかりの選手~」展が、和歌山市で開かれています。

展示された本物のユニフォーム(12月20日・わかやまスポーツ伝承館)

これは、プロ野球のオフシーズンに、和歌山市本町(ほんまち)の「わかやまスポーツ伝承館」で毎年行われている人気企画で、県内だけでなく全国のプロ野球ファンが訪れます。

筒香選手のバットやシャツ
ヤクルトの川端選手のバットやバッティング手袋、グラブ

今回展示されているのは、橋本市出身で大リーグ・パイレーツの筒香嘉智(つつごう・よしとも)選手のレイズ時代のシャツやバット、キャップのほか、市立(しりつ)和歌山商業高校(現在の市立和歌山高校)出身でことし20年ぶりに日本一に輝いたプロ野球・ヤクルトの川端慎吾(かわばた・しんご)選手や、御坊市(ごぼうし)出身でことし25年ぶりにパリーグ制覇を果たしたオリックスの富山凌雅(とみやま・りょうが)投手ら、県出身または県内の高校出身の現役選手20人が実際に使用したユニフォームやグラブ、バットなどで、一部は触れることもできます。

ドラフト指名選手の高校時代のユニフォーム

また、ことしドラフト指名でプロ野球に入団する、市立和歌山高校の小園健太(こぞのけんた)投手や松川虎生(まつかわ・こう)捕手らが甲子園などで着た高校時代のユニフォームも展示されています。

伝承館の江川館長

わかやまスポーツ伝承館の江川哲二(えがわ・てつじ)館長は「本物に見て触れられる施設は全国でもここしかないのではないか。球団や高校、高野連の協力のお陰でこのような展示が開催できて有難い。最近では選手の間でも伝承館の認知度が上がっている。ここを訪れた子どもたちの憧れや夢を拡げる施設でありたい」と話しています。

この展示会は、来年(2022年)1月10日・月曜日まで、和歌山市本町のフォルテワジマ3階「わかやまスポーツ伝承館」で開かれています。入場は無料で、開館時間は午前10時から午後7時までです。なお、大みそか(12月31日)は午後6時に閉館するほか、正月三が日は休館となります。

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