【Mソン】設置率1位維持、和歌山県の音の出る信号機

2021年12月19日 16時43分

交通社会

和歌山県の「音の出る信号機」の設置率は、今年(2021年)3月末現在、22・8%で、全国1位となりました。これは、全国平均の2倍以上の設置率で、和歌山県では、25年以上にわたり、設置率1位を続けています。

昨年度のミュージックソンで寄贈した音の出る信号機(今年12月24日稼働予定/和歌山市)

和歌山県警察本部によりますと、今年3月末現在で、視覚障害者用付加装置が付けられた信号機、いわゆる「音の出る信号機」は、県内に425か所となり、信号機のある交差点1867か所に占める割合、設置率は22・8%で、全国1位となっています。これは、全国平均9・9%の2倍以上で、信号機のある交差点の5か所に1か所以上が「音の出る信号機」となっています。設置率2位は、沖縄県で22・2%、3位は鳥取県で17・4%です。

一昨年度のミュージックソンで寄贈した音の出る信号機(去年12月24日稼働/海南市)

ところで、和歌山放送では、1986年から「音の出る信号機」を増やすことを主目的にする「ラジオチャリティ・ミュージックソン」を実施していて、今年度も先月(11月)1日から第36回となるキャンペーンが始まっています。そして、昨年度に寄せられた募金で寄贈した2か所の「音の出る信号機」が、今月(12月)相次いで稼働します。ひとつは、新宮市の国道42号、橋本一丁目交差点であす(20日)、もうひとつは、和歌山市の県道粉河加太線、東洋台団地入口交差点で今月24日にそれぞれ稼働します。この2基を含め、和歌山放送が寄贈した音の出る信号機は、あわせて112基となりました。

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