近大和歌山高校で献血活動を実施

2021年12月18日 18時20分

社会福祉・医療

協力者が減っている献血に貢献しようと、和歌山市善明寺にある近畿大学附属和歌山高校できょう(18日)献血を実施し、およそ70人の生徒が参加しました。

献血バスで献血を受ける生徒

これは、現在若年層の献血者が減少しており、この状況が続くと輸血用血液製剤の供給に重大な支障をきたす恐れがあることを受け、16歳から可能となる献血のきっかけ作りをしようと近大和歌山の生徒会が企画しているもので、今年で9回目を迎えます。

活動を実施するにあたり生徒会の執行部が中心となって、献血の必要性や協力を朝の登校時などに呼びかけたということです。

献血をする前に健康状態を確認する質問に答えていく生徒たち

献血はきょうの午前と午後の2部体制で行われ、生徒が授業中の午前に保護者と教職員が、午後に生徒が参加しました。

高校2年の平島理麻(ひらしま・りお)さんは「献血に協力したいと思っていましたが、去年は年齢制限で受けられませんでした。輸血を必要とする方に使っていただければ嬉しいです」と話していました。

質問回答後、医師による問診が行われる

近大和歌山高校は献血活動に積極的に協力し続けてきたことが評価され、今年(2021年)9月に、和歌山県知事から感謝状が贈られています。

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