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和歌山市・幼年消防クラブの防火パレード

2021年12月17日 20時46分

イベント災害・防災

今月(12月)15日から始まった年末火災特別警戒に合わせて、きょう(17日)和歌山市で、こども園の園児たちが商店街をパレードし、沿道の人々に火災予防を呼びかけました。

半纏まといで火の用心を呼びかける片男波保育園児ら(12月17日・和歌山市和歌浦)

和歌山市消防局では、12月半ばから大みそかまでの年末火災特別警戒期間に入るこの時期に、毎年、市内の園児たちによる「幼年消防クラブ」の防火パレードを展開しています。

書店主に防火ポスターを手渡す園児ら

ことし(2021年)は、きょうと21日の2日間行われ、初日のきょうは、片男波(かたおなみ)こども園の園児20人あまりが、和歌浦(わかうら)の明光(めいこう)商店街を元気にパレードし、お店の人や道行く人に火災予防を呼びかけたり、手書きの防火ポスターを手渡していました。

書店の店主は「かわいいですね。うちも気をつけます」と目を細めていました。

防火パレードの先頭

和歌山市中消防署・南分署の小野光生(おの・みつお)所長は「和歌山市では件数が減っていますが、全国的には火災が多く、コンロの出火や、火をつけたまま石油ストーブに給油するなど、いわゆる『うっかり火災』に注意が必要です。日常のちょっとした事に気を配り、火災予防に努めて下さい」と呼びかけています。

和歌山市幼年消防クラブの防火パレードは、今月21日には紀三井寺(きみいでら)団地で行われる予定です。

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