県内の市町村、10万円の給付めぐり対応急ぐ

2021年12月15日 17時07分

社会福祉・医療

18歳以下の子どもに支給が検討されている子育て世帯への臨時特別給付金の扱いについて和歌山県内の30市町村では、支給方法を検討中の岩出市を除いて
全ての自治体が現金での給付を検討していることがわかりました。
 県内の市町村では、和歌山市のほか22の市町村が10万円を一括給付するか、もしくは行う方向で検討しています。
県内の自治体ではきのう(14日)和歌山市が10万円を一括給付することを決め、あす(16日)行われる市議会の本会議に追加予算を提案し、今月28日の振り込みでの支給を予定しています。
  また、有田市では、今月24日に5万円を振り込む予定ですが、
    残りの5万円を一括支給できるかについては検討中だということです。
 また、那智勝浦町は、早くても年明けの給付になる見通しですが、
 町独自の給付金として「18歳以下の児童」や「大学等に通う那智勝浦町出身の学生」を養育する子育て世帯に対象者1人につき1万円の給付を行う予定だということです。 このほか、広川町は町独自で5万円を上乗せして給付する予定です。岩出市は支給方法は未定としていて本来の趣旨に合う効果的な支給方法を検討しているようです。現金給付に踏み切る背景には和歌山市の尾花市長は「現金給付の方が使い勝手が良いことやクーポンの準備に時間がかかる」ことを
指摘しているほか、町村の中には町内に子育て支援に使える店が少ないことも一因のようです。

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