仁坂知事・本田悦朗氏の副知事起用人事案件を見送り

2021年12月15日 17時10分

政治社会

和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、きょう(15日)2人目の副知事として、岩出市出身で、安倍内閣の内閣官房参与を務めた本田悦朗(ほんだ・えつろう)氏を起用する人事案件について、県議会議員らとの調整が付かないとして、12月定例県議会への提案を見送ることを決めました。

これは、きょう昼前、記者の質問に答えて明らかにしたものです。

仁坂知事は、県の営業能力を高めることなどを理由に、現職の下宏(しも・ひろし)副知事に加えて、本田氏を2人目の副知事として起用する人事案件を12月定例県議会に提案するため、事前に県議会議員らと協議し、調整を進めてきました。

仁坂知事は「県議会議員から反対の声が多く、調整が上手くいかなかった」と述べ、12月県議会への人事案件の提案を見送ることにしました。

今後について仁坂知事は「営業能力は現有勢力で頑張るしかない」と述べるにとどめました。 

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