児相職員わいせつ事件・県の福祉保健部長が陳謝

2021年12月14日 11時25分

事件・事故政治社会福祉・医療

先月(11月)和歌山県の児童相談所の職員が、入所していた10代の女性にわいせつな行為を行った疑いで逮捕された事件を受け、県の志場紀之(しば・のりゆき)福祉保健部長が、きょう(14日)改めて陳謝し、再発防止と綱紀粛正に努める方針を示しました。

志場部長は、きょう開かれた12月定例県議会の福祉環境委員会の冒頭、児童相談所職員のおこした事件について「県の福祉保健行政に対する信用を失墜させて、県民に大変申し訳ない。大変重く受け止めている」と陳謝しました。

その上で、志場部長は、事件の原因のひとつに児童相談所職員の夜間の勤務体系をあげ、これまでシフトの都合上、男性または女性のみの職員しか配置出来ない日があったのを、必ず男女両方の職員を配置するように改めたり、児童の居室の見回りも複数の人員で行うなど勤務体系を見直すとともに、研修を徹底することで再発防止に努める方針を示しました。

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