県議会・相次ぐ職員不祥事に下副知事が陳謝
2021年12月13日 18時50分
飲酒運転による人身事故や、児童相談所職員によるわいせつ事案など、和歌山県職員の不祥事が相次いでいる事態について、下宏(しも・ひろし)副知事が、きょう(13日)開かれた12月定例県議会で改めて陳謝しました。
これは、日本維新の会の林隆一(はやし・りゅういち)議員が、一般質問で相次ぐ県職員の不祥事を指摘し、今後の対策についてただしたものです。
答弁に立った下副知事は「県民の皆様に深くお詫び申し上げます」と改めて陳謝しました。
その上で、今後の対策として、部長会議で所属長以上の職員が部下に対し、公務中だけでなく、プライバシーに配慮の上、日常生活にも目を配るよう指導したことや、改めて職員研修を行い、とくに飲酒やハラスメントなどの違法性を強く認識させるなど、再発防止と綱紀粛正を徹底する方針を示しました。
このほか、きょうの一般質問では、自民党県議団の佐藤武治(さとう・たけじ)議員が公共土木工事での紀州材の利用促進などについて、共産党県議団の楠本文郎(くすもと・ふみろう)議員が特別支援学校設置基準にもとづく対応などについて、自民党県議団の尾﨑太郎(おざき・たろう)議員が姉妹空港などについて、それぞれ県当局の考えをただしました。
和歌山放送ラジオでは、きょうの県議会・一般質問4日目のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。